皆さまこんにちは！
島根県松江市にあるパーソナルトレーニングジム【VISIL】の中山です。
皆さんは酵素というと何を思い浮かべますか？
何となく体に良さそう、ダイエット効果がありそう、と感じる方も多いのではないでしょうか。
酵素とは私たちが生きていく上で最も重要なものの１つであり、痩せるためにも欠かせません。
酵素を上手く取り入れることで、悪いものは外に出し、良いものを取り込む循環がスムーズに働き、
エネルギー消費量がアップします。
その結果、痩せやすい体質になれる、美肌効果、疲れにくいなど嬉しい効果が期待できます。
今回はそんな酵素とダイエットの関係についてわかりやすく解説します！
ぜひ最後まで読んで、生活習慣に取り入れてみてくださいね。
酵素とは
酵素とは全ての生き物の中にあり、生きていく上で欠かせない特殊なタンパク質です。
別名「エンザイム」とも言われています。
体内にはおよそ3000種類もの酵素があると言われていますが、一生のうち作られる酵素の量は決まっていて
年齢を重ねるごとに減少していくのが特徴です。
血中の酵素が無くなってしまった時が、生き物の老衰状態であり、酵素無くして生きていくことはできません。
酵素の働き
3000種類以上もある酵素。
その1つ1つの酵素たちにそれぞれの役割があります。
消化の分解を助けてくれるもの、排出反応を起こす機能、体のエネルギーを作るものなど
私たちが健康に生きていく上で欠かせない働きを担っています。
酵素のダイエット効果
「酵素が体にいいことはなんとなく分かるけど、どんなダイエット効果があるの？」と疑問の方も多いでしょう。
そもそも痩せる状態とは、摂取カロリーよりも消費カロリーが多い状態を指します。
この「消費カロリー」を増やすには新陳代謝と基礎代謝をあげることが大切です。
新陳代謝とは主に「細胞の生まれ変わり」のことで、体の古いものを新しいものへと入れ替わることを指します。
汗や尿から肌や皮膚まで古いものをデトックス（排毒）することで血流が良くなり体の循環機能がアップします。
新陳代謝が悪い状態で運動を行うのと良い状態で運動を行うのでは、消費カロリーやダイエットへの効率が大きく変わります。
ダイエットの視点では新陳代謝アップを助ける「酵素」を取り入れることにより代謝を上げることがポイント。
さらに、寝ている時でもカロリー消費を助けてくれる基礎代謝もアップさせることで、健康で美しい体を作る第一歩となります。
酵素の種類
酵素には大きく分けて３種類あります。
消化酵素
食べたものを消化・分解・吸収する働きをもつ酵素の総称。
炭水化物の分解に働く酵素やタンパク質の分解に働く酵素など１つ１つの酵素にそれぞれ１つずつ役割を持っています。
唾液や胃液、膵臓などが消化酵素に含まれています。
食べたものがしっかりと消化、分解され排出されるまでのスムーズな流れを作り出すには消化酵素が欠かせません。
代謝酵素
代謝酵素は、消化酵素で分解された栄養素をエネルギーに変える役割を持っています。
筋肉や骨、ホルモンを作るなど私たちの体の源となる部分を作ってくれているのです。
また、細胞の生まれ変わりを助ける働きを持っており、
デトックス（排毒）や肌のターンオーバーと言われるものは代謝酵素によって機能しています。
他にも便や汗などを排毒させる効果もあり、ウイルスや病気の悪いものを外に追い出す働きを持っています。
食物酵素
消化酵素と代謝酵素は主に体内で作られる酵素です。
食物酵素は外部から取り入れることのできる酵素であり、補うことが可能です。
食物酵素は主に消化酵素の働きを助ける役割を担っています。
通常、体内では
消化酵素５割 代謝酵素５割 の割合で酵素を使えると理想と言われています。
しかし現代では、消化酵素８割 代謝酵素２割 と消化酵素を圧倒的に使いすぎている状態。
消化酵素に負担をかけてしまうと、消化不良を起こし食欲不振や吐き気、便秘など体に悪影響を及ぼすことも。
そこで、食物酵素を取り入れて、消化酵素を節約し、バランスの良い消化比率を目指すことで、
代謝を上げて痩せやすい体質を手に入れることができるのです。
食物酵素を高めるために取り入れるべきものは後述します。
酵素の力を弱めるもの
現代における消化酵素の大量消費の主な原因は２つ。
食べ過ぎと添加物の摂取だと考えられます。
順番に見ていきましょう。
食べ過ぎ
現代人はいつでも食べたい時に食べたいものを食べられる状態であり、間食を含めて絶えず食べ物を体内に取り込んでいます。
そのため消化酵素は、常に消化、分解のために動き続けている状態。
それが続くと、代謝しきれていない酵素が脂肪として蓄積してしまい結果的に太る原因に。
添加物
添加物も酵素の力を弱めている大きな原因です。
白砂糖、肉類、生の種子（生のナッツ）、農薬など食べ物の他にも
薬、ストレスなどたくさんの人工的に作られたものが、酵素の力を弱めてしまう原因に。
ストレスで「胃が痛い、キリキリする」という症状を聞いたことがありませんか？
このような状態も消化酵素に負担をかけている状態だと言えるでしょう。
酵素の力を高めるために必要なこと
酵素の力を高めるとは、現代に不足している代謝比率の「代謝酵素」を高めることを言います。
代謝酵素を高めると
・疲れにくくなる
・ターンオーバーが促進されやすくなり、肌や髪に潤いや艶がでる
・冷え性やむくみが改善する
・新陳代謝が上がり、太りにくくなる
・病気になりにくい
など嬉しいメリットがたくさん。
代謝酵素を高めるために必要なことは以下の３つです。
食べ過ぎに気をつける
先ほど説明した酵素の力を弱める原因となる食べ過ぎ。
食べ過ぎを意識すれば、酵素の力を高めるだけではなく、ダイエット効果も期待できます。
あなたは、お腹が空いていないのに何となく食べ物を口にしている、つい間食してしまうなんて経験はありませんか？
これは添加物による「偽の空腹感」かもしれません。
添加物や加工食品は人工的に作られたものであり、脳に働きかけて食欲を増進させると言われています。
さらに依存性が強いため、甘いお菓子やファーストフードなどは
「また食べたい」「つい食べてしまう」というループに陥りやすいのです。
食品添加物については下記で詳しく解説しています。
参考にしてみてくださいね。
ダイエットの落とし穴？なぜ加工食品を食べると太るのか徹底解説
偽の空腹を防ぐ解決策として、クリーンな食事を心がけることが大切です。
食物酵素が豊富な食べ物を摂取することで偽の空腹を自然と遠ざけることができます。
食物酵素を取り入れる
食物酵素が豊富な食べ物を紹介します。
外部から食物酵素を取り入れる際におすすめの食べ物はこの通りです。
発酵食品：漬物 味噌 納豆 キムチ
生野菜：レタス キャベツ セロリ
季節の果物：キウイ バナナ りんご パイナップル イチゴ
酵素は熱に弱いのが特徴。そのため加熱調理には向いていません。
食べる時には、生のまま、サラダやジュースとして調理してください。
さらに皮や葉っぱには免疫力を高める抗酸化物質が豊富に含まれているので、皮のまま丸ごといただきましょう。
運動を取り入れる
食物酵素を取り入れる、つまり「食べ合わせ」が酵素の力を高めるために必要だと解説しました。
さらに運動も取り入れることでより抗酸化力を高め、代謝をアップさせることができます。
運動には、ストレス発散、緩和する効果が期待されていて、外の空気を吸う、体を動かすことは気分転換に繋がります。
毎日の生活習慣の中に運動を取り入れている人は、生活リズムが整い、ストレスが少ない状態の人が多い傾向にあると言われています。
酵素力を弱めるものとして「ストレス」も大きな原因です。
ダイエットの視点からみても、「運動」と「食事」は欠かせません。
1日10分からでも大丈夫。 無理のない範囲で、運動を始めてみましょう。
参考：こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜厚生労働省
10年後も太らないためのボディメイクを実現
今回は、体にとって重要な「酵素」について解説しました。
酵素には3つの種類があり、代謝を上げて痩せやすい体を作るには消化酵素の消費を抑え、代謝酵素を高めることが大切。
代謝酵素を高めるには、この３つがポイント。
・食物酵素を取り入れれる
・食べ過ぎに気を付ける
・運動を取り入れる
しかし酵素を積極的に摂る、運動をするといっても「どれくらい食べればいいの？」
「運動ってなにするの？」という疑問をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
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