疲れが取れない。朝から身体がだるい「副腎疲労」の原因と対策を解説!痩せホルモンで太らない身体作りを

 

皆さまこんにちは!

島根県松江市にあるパーソナルトレーニングジム【VISIL】の中山です。

 

突然ですが、毎日寝ても疲れがとれない、体がだるくてやる気が出ない

リバウンドを繰り返している・・・こんな症状はありませんか?

実はその症状「副腎疲労」かもしれません。

副腎疲労とダイエットには密接な関係があり、副腎疲労を抱えたままダイエットを成功させることは難しいでしょう。

副腎疲労は誰にでも起こりえる身近な病態です。

今回は、そんな副腎疲労とは何なのか?副腎疲労とダイエットについて解説します。

 

副腎の働きと副腎疲労とは?

 

副腎疲労とは近年注目され始めた病態で、その症状には個人差があり見つけるのが難しいと言われています。

副腎疲労について解説する前に、臓器の1つである副腎の働きについて見てみましょう。

 

・副腎の働き

 

副腎とは左右の腎臓の上にある小さな臓器です。

私たちが生きる上で欠かせない重要なホルモンを分泌している大切な臓器であり、

副腎から分泌されるホルモンは、血圧や血糖、水分量など体内環境を一定に保つためには必要不可欠とされています。

 

・副腎疲労とは

 

副腎疲労とはその名の通り副腎が疲労している状態を指します。

副腎機能が低下することにより、体内にさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

副腎疲労による症状については後で詳しく解説していますが、副腎への疲労が蓄積され、ホルモン分泌が低下してしまうと、身体への不調以外にも性へも影響を及ぼします。

なぜなら、性ホルモンも副腎から分泌されているからです。

女性であれば、性欲の低下、生理不順、更年期症状、月経前症候群を引き起こすことも。

さらに副腎疲労を放置すると、最悪の場合副腎が疲れ果てて、動けなくなってしまうこともあります。

 

副腎疲労の原因

 

ではなぜ、副腎疲労は起こってしまうのでしょうか。

考えられる最も大きな要因は、ストレスです。

 

副腎疲労は、コルチゾールの分泌不足から起こります。

コルチゾールとは副腎から分泌されるホルモンであり、ストレスに対応できるように働いてくれているホルモンです。

人間の身体のコルチゾールの分泌量は短時間のメカニズムでできています。

しかし近年のストレス社会の影響で、持続的、かつ長時間コルチゾールが分泌され続けるようになりました。

本来身体に適応していない長時間のストレスを受け、副腎はコルチゾールを過剰分泌したり、しなくなったりと不安定な状態に陥っているのです。そのため、現代では副腎疲労を起こしている方が急増しています。

 

副腎疲労はストレス以外にも下記のような原因で起こると言われています。

・食生活の乱れ

・アルコール・喫煙

・慢性的な感染症や炎症(アトピーやアレルギー、歯周病なども含む)

 

副腎疲労の症状

 

副腎疲労に陥っている方に多い症状として、朝起きるのが辛い、午前中やる気が出ないというのがあります。 

他にもネガティブな気持ちになりやすく、何をしていても楽しめない 、疲れやすいなども挙げられるでしょう。

 

集中力が続かず仕事でミスをしたり、物事が捗らないなどの悪影響も考えられます。

食欲が低下していたり、脱力感、体調不良などこれらの症状が慢性的に続いている場合、副腎疲労を疑う必要があるでしょう。

「歳だから」「疲れているから」と毎日の不調を仕方ないと放置していませんか?

それらは副腎疲労が原因であり、改善の余地があることを理解しましょう。

 

副腎疲労の方の特徴

 

副腎疲労の方に多い特徴は下記のとおりです。

3つ以上当てはまる方は副腎疲労の可能性があります。

・ チョコレートなどの甘いものが欲しくなる
・塩辛いものが欲しくなる
・コーヒーやエナジードリンクが欠かせない
・朝起きるのが辛い
・午前中やる気が出ない
・ネガティブな気持ちになりやすい
・すぐにイライラしてしまう
・寝ても疲れが取れない・
・風邪や感染症になりやすく治りにくい
・アトピーやアレルギーに悩んでいる

※3つ以上当てはまった方が必ずしも「副腎疲労」と診断できるわけではありません。

まずは専門医に相談することをお勧めします。

 

副腎疲労の改善とダイエット

 

副腎はストレスを受けるとコルチゾールを分泌します。

その際に自分の身を守るために、糖、タンパク質などを分解し血糖値を上げようと働きます。

血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げようとするホルモン「インスリン」が過剰に分泌され、体内に脂肪を溜め込みやすくなります。

 

他にもストレスがが原因で、過食気味になってしまったり、運動する気力が起こらないなど、副腎疲労はダイエットの妨げとなってしまうのです。その結果エネルギー代謝は低下し、太りやすい体質になってしまいます。

 

・副腎疲労の改善方法

 

今回紹介する方法は、副腎疲労だけでなくダイエットにも効果的です。

まずは下記の3つを2週間続けてみてください。

 

・小麦製品を控える

 

グルテンフリーとも言われています。まずは小麦が主原料のものを控えることから始めましょう。

グルテンが含まれている食材は以下の通りです。

パン、ピザ、パスタ、マカロニ、うどん、ラーメン、お好み焼き、餃子、揚げ物、ハンバーグ、カレー、シチューなど

 

グルテンが体質に合わないことに気づかずに、 生活している人は少なくありません。

小麦製品を控えることで 体調が良くなったり、肌荒れが改善するなどの効果を感じる方は多くいらっしゃいます。

米粉が原料のパンや、麺類、十割蕎麦、玄米などで代用することができます。

 

 ・乳製品を控える

 

ダイエットに良いと思われがちですが、実は脂質が多く含まれておりダイエットに不向きな乳製品。 

乳製品を控える事で、小麦同様、さまざまな体の不調が良くなる方がたくさんいます。

 

乳製品やヴィーガンについて詳しく知りたい方は、

この記事を参考にしてみてください。

牛乳、乳製品はなぜ健康に悪いのか?ダイエットとの関係は?乳製品を控えるとあなたの体に変化が起こる

 

・和食を心がける

 

上記でお伝えした小麦、乳製品以外にも加工製品を控え、内臓に優しい食生活を心がける事で副肝臓疲労を改善することができます。

そしておすすめの栄養素として、ビタミンB群やマグネシウムなどがあります。

しかしそれらを毎食意識して摂取することはなかなか難しいのではないでしょうか。

 

そこでオススメなのが「和食」です。

和食にすることで自然と小麦や白砂糖、乳製品を避けることができます。

 

・ビタミンB群が豊富な食品

 

・大豆製品

・豚肉・レバー

・マグロ・うなぎ

・マグネシウムが豊富な食品

 

・ほうれん草

・わかめやひじきなどの海藻類

・玄米

どれも和食の主食や副菜のメニューにピッタリの食材ばかりです。

・腸内環境を整える食材

 

・納豆

・キムチ

・梅干し

・味噌汁

・緑黄色野菜

・果物

・きのこ類

日本に昔からある発酵食品を積極的に摂取しやすい和食は腸内環境を整え、便秘改善にも効果が期待できます。

さらに野菜や果物には、食物酵素が豊富に含まれており、副腎疲労の原因である腸内環境の悪化を改善することができるのです。

毎日の食事は 体を作る基礎となります。変えられるところから 無理せずに行ってみましょう。

 

まとめ

 

副腎疲労かも?と感じた方や、ダイエットを頑張っているけれど上手く行かないと感じている方は今回お伝えした改善方法を実践してみてください。

まずは身体の調子を整えて快活で生き生きとした毎日を目指したいですね!

VESILでは運動以外にもダイエットに悩む方の体質改善や食生活指導も行っています。

ダイエットやボディメイクに関してのお困りごとがあれば私たちVESILにお気軽にご相談ください!

 

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