痩せるためには「ミトコンドリア」が大切。
年齢と共に「代謝が下がった」とよく聞きます。
この代謝が下がったとは何か?
実は代謝をつかさどっているのは「ミトコンドリア」です。この名前、学校の授業などで一度は聞いたことがあると思いますが、細胞の中にある小さな器官です。ただ小さいと言っても人間の細胞の数は約37兆個。
ミトコンドリアは人間の体重の10%を占めるので、60kgの人であれば、ミトコンドリアの重さ約6kg!それほど体で大切な器官なんです。
体内では様々な代謝が起きていますが、食品に含まれる糖や脂質をエネルギーに変える「エネルギー代謝」この代謝がうまくいくことで、糖や脂質をあますことなく使いきれます。
その時に「ミトコンドリア」が働きます。酸素を用いて糖や脂質をATPという物質を作り、これで臓器や筋肉などが動きます。
ATPとは電力のようなイメージです。
ミトコンドリアの数は、何もしないと40代から減っていくので、エネルギー生成の機能が低下し、痩せにくく、疲れやすいなどに繋がり、また活性酸素が多く発生するので、老化の大きな原因になります。
つまりミトコンドリアがうまく働くこと環境を自らが作ってあげることで、痩せやすく、疲れにくく、若々しい見た目に繋がります。
ミトコンドリアの数を増やし、上手く働かせるために大切な事は「運動」と「食事」です。
運動をして体内のATPを多く使うとATPが不足し、体内では「体内の脂肪を燃やせ」「ミトコンドリアを増やせ」という指令が出ます。
そしてこの働きを活性化する為の運動は「ややきつめの運動」です。
食事の食べ方で大切なことは
腹6.7分目です。
摂取カロリーを適切に抑え、空腹時間をしっかり作ることで、長寿遺伝子のサーチュインが増え、サーチュインはミトコンドリアを増やします。
漠然と食事をせず一日に数回、空腹の時間をつくる事、お腹が鳴る音を聞くこと(モチリン)が大切です。
摂取カロリーを抑える=食事をパンだけ、豆腐だけ、キャベツだけ、ダイエット食品にしようと考える方もいますが、これはミトコンドリアには良くない食事方法。
ミトコンドリアがエネルギーを作る際はビタミンやミネラルをバランス良く摂ることで活動が活発になります。
特に現代人に不足している「マグネシウム」はとっても大切です。
甘い物を食べすぎているとさらにマグネシウムを使い欠乏しやすくなるので意識してみましょう。
マグネシウムを意識してバランスの良い食事をする事と、週に数回やや負荷の高い運動をしてみてください。
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