皆さまこんにちは!
島根県松江市にあるパーソナルトレーニングジム【VISIL】の中山です。
子供の頃から成長のためと給食や家で毎日牛乳を飲み、成人すると骨粗鬆症や健康のためと
飲むことを推奨されている牛乳。
しかし牛乳や乳製品は世界的な研究結果から、体に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
世界保健機関のWHOではBone Stealer(骨泥棒)と言われている牛乳。
日本ではまだまだ牛乳や乳製品は体に良いイメージが定着していますが、なぜ体にとって悪影響なのでしょうか?
今回は、牛乳や乳製品が体に与えるデメリットとダイエットに及ぼす悪影響について解説します。
便秘、疲れやすい、眠れない、痩せにくい、生理痛などの原因は乳製品が原因かもしれません。
今、体に不調を抱えている方、乳製品を多く摂っているという方はこの記事を最後まで読んで参考にしてくださいね!
なぜ牛乳は体に悪いのか
牛乳には、乳癌や前立腺癌などさまざまな癌や病気のリスクを高めると言われています。
1950年代の日本に比べ、現在の日本での乳製品の摂取量はおよそ20倍に増加、それに比例して乳癌の死亡率は約7.5倍にも増えているのです。
また乳製品をよく摂取するグループが前立腺癌になりやすいという研究結果も出ています。
参考:乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について 国立がん研究センター
牛乳とは牛の乳から絞られた乳汁であり、乳製品とは主に下記のものがあります。
チーズ、バター、ヨーグルト、クリーム、練乳、アイスクリーム、粉乳、乳酸菌飲料など。
牛乳は加工することによって固まったり、粉末になったりとさまざまな形に変化します。
乳製品はその特徴を生かして加工された食べ物なのです。
牛乳が私たちの体に悪い理由はその成分にあります。
順番に見ていきましょう。
日本人は牛乳に耐性が無い
日本人の90%以上は乳糖不耐症の民族であり、牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素を持ち合わせていません。
そのため牛乳を飲むと下痢をしたり、お腹にガスが溜まりやすくなります。
そもそも昔から日本人には牛乳を飲む習慣はありませんでした。
日本人の体内の構造から、牛乳を分解する力がないにも関わらず毎日飲むことを推奨しているのは、体に悪影響を及ぼすと言えるでしょう。
牛乳は加工食品と同じ悪影響を与える
製品や加工上での問題もあります。
本来は低温殺菌と言って、62~65℃で30分間殺菌を行うことでホエイ・カゼインの熱変性を起こさず、善玉菌や乳酸菌、タンパク質を失わずに生産していました。
しかし大量生産に向いていないことから、120~135℃で1~3秒殺菌する高温殺菌が日本での生産の主流になっています。
高温殺菌することで栄養素が失われ、体内で分解されにくいガゼインを分解する酵素や乳酸菌までも壊してしまっているのです。
これにより、アレルギー体質になりやすかったり体の不調が起こりやすくなっている日本人が増えています。
実際に0歳〜90歳までの年齢全体での牛乳アレルギーを持つ日本人は全体の2割以上という結果も報告されています。
農薬や抗生物質が残っていることも
現代の乳牛のエサには遺伝子組み換えされたものが多く、農薬や抗生物質の入った肥料を食べて育っている牛がいます。
そのため乳腺炎に陥っている乳牛も少なくありません。
私たちが牛乳として飲む過程で、除去されていますが、その基準値はゼロではありません。
不健康で農薬などが残留している可能性のある牛乳を私たちが飲むと、
生殖器の異常、甲状腺や膵臓、副腎などの病気のリスクが高まってしまうのです。
牛乳・乳製品が女性に与える悪影響
牛乳、乳製品には、IGFI(インスリン様成長因子)、カゼイン、エストロゲンなどの成分から、病気を引き起こす条件を作ってしまうことがあります。
これらの成分は豊富なタンパク質であったり、体の成長を助けたりと良い役割を持っているのですが、
問題は牛乳に含まれていること。
実はみなさんが日々飲んでいる牛乳は妊娠中の牛のミルクが多く、妊娠中の牛のミルクには大量のエストロゲンが含まれていて、乳がんの発生増加を促している可能性があります。
なぜ妊娠中の牛が多いのかと言うと、妊娠している牛の方が豊富な乳牛が摂れるためだと言われています。
他にも牛乳を幼少期から飲んでいることによって、生理周期が早まる、生理痛が酷い、肌荒れ、痩せにくいなど女性にとっては多くのデメリットがあります。
ダイエットと乳製品は最悪な関係
ダイエットでは「高カロリー」「高脂質」なものはなるべく避けるのが痩せるための食事方法だと言われていますよね。
低カロリーで便秘解消のためにヨーグルト、おやつにはタンパク質豊富なチーズと乳製品を積極的に食べていませんか?
実は乳製品に含まれる「乳脂肪」も高脂質の栄養素の1つ。
さらに「乳製品」には体を成長させる(大きくさせる)栄養素が含まれているため
痩せたい(体を小さくしたい)ダイエットには不向きです。
さらに乳で乳製品に含まれる「乳糖」は炭水化物や果物に含まれる「ブドウ糖」の3倍以上も体脂肪になりやすいと
言われています!
つまり健康に良いと思って食べているものがダイエットに良いというわけではありません。
乳製品はダイエットには不向きです。
次章で乳製品の代わりに摂るべき栄養素を解説します。
健康に良い食べ物とは
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂らなくても乳酸菌を含む栄養価の高い食品はたくさんあります。
もともと日本人には牛乳を飲む習慣はなく、江戸時代には1滴も飲んでいなかったのです。
昔から日本人は、玄米や豆、魚、発酵食品を主に健康な筋肉と骨を作ってきました。
遺伝子を受け継いでいる現代の私たちも、同じように乳製品以外の食品から栄養を摂取することができます。
さらに乳製品でなくても代用できる食品も多く存在しています。
ヨーグルトであれば、豆乳を原料とした豆乳ヨーグルトで充分に代用することができますし
お菓子作りに欠かせない生クリームや牛乳も、豆乳や植物性のクリームで美味しくヘルシーに作ることができます。
乳製品よりも乳酸菌が豊富な食品
整腸作用や免疫力を高めてくれる乳酸菌は以下の食品から摂取することができます。
キムチ 漬物 納豆 味噌 日本酒 穀類(米・麦・大豆・とうもろこし・芋類)
さらにこれらの食品は乳製品とは異なり、低脂質でヘルシーなのも特徴の1つ。
体脂肪になりにくく、太りにくいのでダイエットに向いている食品たちばかりです。
こちらの記事では痩せ体質を作るためのおすすめの献立を紹介しています。
参考に作ってみてくださいね。
痩せ体質を作る食材とNG食材とは?ダイエット中にオススメの食事のレシピ・献立とポイントを解説!【レシピ・献立】
食事の疑問も運動も栄養士ではなくトレーナーへ
日本ではまだまだテレビや新聞で「牛乳は体にいい」と謳っています。
しかし、ダイエットの視点で見ると痩せにくく、便秘になりやすい、運動機能を弱めるなどのデメリットがあります。
健康面でも、病気のリスクを上げる、疲労感やイライラなどの悪影響が。
私たちVISILでは、正しい知識とエビデンス(根拠)に基づいた事実に基づいて
運動だけでなく、あなたの食生活を変化させ、ダイエットを成功に導きます。
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